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デイトレードで稼ぐカード版プチ・アクワイア
【カードストックマーケット】
カードストックマーケット
【アクワイア】という40年以上に発売されたボードゲームのことは皆さんよくご存知の事と思います。
企業の吸収合併や倒産に依る株価変動を基に儲けを生み出していく経済ゲームです。
そのアクワイアのデザイナーであるシド・サクソンが創作したトランプゲーム【カードストックマーケット】を先日yauichiさん、じょにーさんと遊んできました。
株取引をテーマにしてあるという点ではアクワイアと同じですが、根本的には企業の株価を操作し、安い時に買い、高い時に売るという仕手ゲームです。

トランプ2パックとチップを使用します。
登場する企業は4社。
ダイヤ社、スペード社、ハート社、クラブ社です。
写真中央のカードが各社の現在の株価を表しており、その横の碁石は、株価の変動枠を表しております。1枚のカードによって白石の数だけ上げることができ、黒石の数だけ下げる事ができます。
上下の最高変動値という事になりますね。
これは終始一定しているので碁石でなくても何でも良いです。
紙に書いて置いておくのが通常ルールのようですね。極力トランプだけで遊べるようになっているのがすごいところ。

手番に行える事は2つ。
■株価操作
各社のカードの上に同スートのカードを重ね株価を変える。
この際、上述の変動幅を超える操作をしてはならない。

例)
ダイヤ社の変動幅は+は3まで、-は2まで。
現在株価4なので7~2は出すことができるが8以上やA(1)は出すことができない。

操作カードは1手番2枚まで出せる。
同社に使っても別の2会社に使っても良い。
この株価操作によって自分の持ち株の価値を高めたり、他プレーヤーの持ち株の価値を下げたりするわけです。
また、絵札は11,12,13として使用することも、0として使うこともできます。
0として使った場合、その会社は倒産した事になりその会社の株を持っている全てのプレーヤーが同社の株を全て破棄します。
これはかなり破壊力のある攻撃です。
絵札が出された場合、その上に乗せる操作カードに関しては株価変動幅を無視し好きなカードを出すことができますが、絵札に絵札を重ねることはできません。
例えばJ(11)の上にK(13)を出して株価を上げる事はできないでのす。但し、絵札以外なら好きなカードが出せます。
倒産した会社の一番上のカードも必ず絵札ですので、次に絵札以外なら好きなカードが重ねられます。
そしてまた会社が動き出すわけです。復活した会社の株はまた買う事ができます。

■株の売買
手札を場札に出すことで株を買う事ができます。
例えば9を場に出せば、スペード社の株を9枚買ったという事になります。
株の価格はその時の株価カードの数字です。
スペード社の株価が仮に3だったとするとこの場合27チップを銀行(チップのストック場)に支払い、同社株9株を買ったことになります。
また、株を売ることも勿論可能です。
この場合、場札のカードを捨て札し、その時の同社の株価×株数分のチップを銀行から受け取ります。
1株3チップで購入したスペード社の株価が1株10チップに値上がりした時点で売りさばいたとしましょう。
90チップで売れますから差益は63チップです。
これを繰り返し、終了条件に達した段階で最もチップの多かったプレーヤーの勝利となります。
(この時、所有している株は全て時価で現金化します。つまり総資産を比べるわけです。)

ちなみに1社の株は1人12株まで持つことができます。
このルールによりKは株価操作のみに使えるカードという事になっております。
また、手番中、株価操作と株取引はどっちを先に行っても構いませんが、例えば株価操作をして取引をし、また株価操作をするというようなプレイはできません。
どちらかを終え、もうひとつのアクションを行ったらそれで手番を終わります。
ここが肝です。
安い株を買って(取引)、株価を吊り上げる(操作)ところまでは1手番でできるのですが、その株を売却(取引)して差益を得る事は少なくともこの手番中はできません。
次に自分の番が回ってくるまでに倒産させられやしないか、暴落するんじゃないかと常にドキドキさせられるのです(^^;

戦術としてはカードが全てなので、やはり手札の管理が重要です。
取引も株価操作もしない(しても大した効果がない)場合などは手番をパスし、手札の内4枚まで捨て札して山から同数引いてくる事もできます。
行き詰まったら思い切って手番をパスするのも手です。
また、各社の変動幅はそれぞれ違います。
ダイヤ社の株は急速な上がりを見込めない一方、突然の下落の可能性も少ない安定型の株です。
これが長期保有を視野に入れ、ロー→ミドル→ハイ、とじっくり育てる株である一方、クラブ社の株などは常に乱高下し、一挙大儲けの匂いがぷんぷんする反面常に暴落や倒産の危険が付き纏ういわくつき物件です。
手札との相談にもなりますが、各社の特性を上手く見極め、利用しましょう。

また他のプレーヤーの動向も重要な情報源です。
誰かが先陣を切って、とある株を買ったとしましょう。
その株はそのプレーヤーにとって今後値上がりする見通しがついている(都合の良いカードを持っている)のだろうと予測され、こぞって皆がその会社の株を買おうとする事もよくあります。
こうなるとみんなその株の値を上げたいのでいずれ本当に上がるのです。少なくとも下がりはしないでしょう。
売り抜けのタイミングさえ間違えなければ、当面は安定した株であると言えます。
その代わり他のプレーヤーも儲ける為、あまり美味しい株ではなくなってしまいました。
素早く売り抜け暴落させるという手段も視野に入れなければなりません。
この駆け引きのさじ加減はプレーヤーの腕の見せ所ですね。

ちなみに先日は3人で遊びましたが、4~5人が適正人数かも知れないと感じました。
3人だと取引の自由度が高すぎて、あまり他人の妨害ができずカード運に頼るところが大きい印象でしたので。逆に6人だと待っている時間が長すぎる気がします。
それでも十分楽しめましたし、株ゲームの雰囲気もバッチリ出ていますよ。
もっともプレーヤーの実力が上がれば、妨害も上手くできるようになってプレイ時間も短縮されるのかな、という気もします。
それだけにやり込んでみたい、という思いも強く湧いてくるゲームです。

若干計算が面倒なのですが計算機を用意しておいたのでこの問題もクリアー。
ひとつだけ心配なのは人によって好みが真っ二つに割れそうだなぁという印象を受けたことです。
実際株ゲーム未経験だとかなりとっつきづらいところがあるかも。
その上、初めて遊ぶプレーヤーは勝ちにくいという点が挙げられますので、インスト時は説明はそこそこに実際数ラウンド遊んでみて、コツがつかめたら本番へ・・・という流れにすべきゲームなのかも知れませんね。


しかし、トランプでよくもまあここまで株ゲームの面白さを引き出せるものだと深く感心させられました。
流石はシド・サクソンですね。
アクワイアとはそれほど似ていないかも知れませんが、遊んでいて同じ雰囲気を感じる瞬間があります。
デザイナーが同じ人なのですから当然といえば当然なのかも知れません。
というわけでまだ遊んでいない方、特にサクソンファンからのリクエストお待ちしておりますよー^^
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