上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.09.28 安南将棋
めまぐるしく移り変わる盤上の乱世
【安南将棋】
安南将棋
思宴会では2008年9月現在まだ【将棋】が遊ばれていません。
実力差が大きく、もろに結果に反映するゲームである事(当たり前ですが^^;)、とは言えプレーヤー間で双方の実力に相互認識がなく、駒落ちなどのハンディキャップも導入しづらい事、場合によっては長時間かかるゲームである事、他卓との調整が難しい事などがその理由だと思います。
すぐにでも誰かと手合わせしたいというほどの情熱はないですが、スルーするには惜しいゲームだというのが個人的な意見です。
いずれハマる予感はありますが・・・^^;

そんな中、通常の将棋よりも先に変則将棋を遊びました。
【安南将棋】と【獅子王】です(後者も後日アップ予定)。
安南将棋は将棋好きの方ならどなたもご存知のことと思いますが、「同軍駒が縦に並んだ場合、前の駒は後ろの駒と同じ動きとなる」ゲームです。
実際に遊んだ事はなくてもこの一文で安南将棋の恐るべき魔力を既に感じ取っていらっしゃるのではないでしょうか?

例)

   歩
   香

この歩は香車が後ろにいるので、歩の動きではなく香車の動きをします。
つまり、敵陣に向かってミサイルよろしくどこまでも突っ込んでいくわけです。
突っ込んだ先では歩の動きしかできませんけどね。
(成ってしまえば別)


   歩 
   銀

この二駒はかなり固い守りを実現しています。
銀の弱みである両脇を歩が銀の動きをする事でカバーしているのです。

   
   飛
   歩

逆にこれはかなりまずい形。
敵駒にこんな配置を見かけたら即、咎めましょう。
飛車は前方に一歩しか進めません。
激弱です。

ちなみに初期配置では飛車・角は桂馬の動きしかできませんね。
しかもそのまま跳ねると歩の動きになってしまいます。
また、初期配置では飛車・角の前の歩は1歩前進させた状態でスタートします。

【チャンギ】を教わった時、「チャンギはどの駒も活用次第では強く活き、トリッキーな動きをする駒が多いので見落としもあり、初心者でも上級者相手に勝つチャンスのある将棋」と言う話を聞きました。
この安南将棋はそのトリッキーさやそれぞれの駒の活用幅の広さでは、チャンギの遥か上を凌駕するタイトルです。
ちなみに前の駒が後ろの駒の動きともともとの動きの両方ができる将棋を【天竺将棋】というそうですが、私には手に余る代物だという事が安南将棋で十分すぎるほど理解できたので、今回は遊びませんでした^^;

理屈の上では「飛車・角の前に歩」「金・銀の守りの傘に歩」と歩を上手く使う作戦が有効だとわかるのですが、実戦ではなかなか上手くいかないのがもどかしいところ。
安南将棋でも二歩は反則ですからねー。

取った駒を使えるというルールは世界に誇る日本将棋の大きな特徴でありますが、安南将棋でもお互い持ち駒が増え始めてからが勝負になります。
おそらく慣れるまでは、中盤から混沌として全く先が読めなくなり、攻めたらいいのか守ったらいいのか全然わからなくなると思いますよ。
そういう場合私は守らずに攻める事にしています(が大抵裏目に出ます^^;)

アブストラクトは嫌いという方にもおススメできる将棋だと思います。
ボードゲームライクな戦術眼で、盤全体はわからなくとも一部分の強行突破や、固く受けての駒得など色々と勝機を見出せるゲームではないでしょうか。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://fukuchigames.blog43.fc2.com/tb.php/86-2ac130c9
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。