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ホイストは中東に生きて
【エジプティアン・ターニーブ】
久々に中東のゲームです。
正確には「思宴会で遊んだゲーム」ではなく、思宴会で遊んでみたいゲームですね。
訳ができあがったのでアップしておきます。リクエストあればどうぞ^^
そして遊んだらそのプレイ風景写真を差し込みましょう~。

*ルールはJohn McLeod氏のサイトを参照しました。
wikipediaにも紹介があります。(Tarneeb)

まず基本となる【ターニーブ】のルールを書いておきます。
ターニーブは中東のいくつかの国で人気がある(らしい)4人用ペアトリックテイキングゲームです。
様々なヴァージョンがありますが、オリジナルゲームはレバノンで発生したようです。
ターニーブとはアラビア語で切札(trump)の意味だそうで。

デッキは52枚の通常パック。
ランク順位は(強)A>K>Q>J>10・・・・・2(弱)
ディール、ビッディング、プレイ全て反時計回りです。ディーラーも1ディールごとに反時計回りに移っていきます。

まず、ペアを適当に決めて、パートナーは向かい合って座ります。
次に適当な方法でディーラーを決め、ディーラーは自分の右隣のプレーヤーから1枚ずつカードを全て配りきります。手札は1人13枚ずつになります。

次にオークションです。
ディーラーの右隣のプレーヤーから、ビッドしていきますが、宣言は単純に数字だけを発声します。
この数字は自分とパートナーの2人で13トリック中何回勝つかの宣言です。
最低ビッドは「7」、最高ビッドは当然「13」になりますね。
それまでの最高ビッドをオーバーコールしなければなりません。
したくなければパスをしますが、1度パスをするとそのオークションでは再ビッドできません。
誰もビッドせず4人パスが続いた場合、ディーラーを変えずに配り直します。

1人を残して全員(3人)がパスをするまでビッディングを続けます。
最高位のビッドをしたプレーヤーがディクレアラーとなり、ここではじめて切札の宣言をします

オープニングディーラーはディクレアラーです。
以降、トリックに勝ったプレーヤーが次のトリックをリードします。
フォロー規則はマストフォローのみです。
切札を「ターニーブ」と呼ぶことは上述しましたが、切札以外のカードは「サクレット」と呼ぶそうです。
サクレットをディスカードする、などと使うのでしょうか(^^;

スコアの付け方は以下。
■ディクレアラーチームが2人でコントラクトを達成した場合、ビッドした数字がスコアになります。
例)「8」をビッドし9トリック取っても8点。
この場合オポーネントには点数が入りません。

■ディクレアラーチームがコントラクトに失敗した場合、ビッドした数字がマイナススコアになります。
例)「8」をビッドし、6トリックしか取れないと-8点。
この場合、オポーネントは獲得したトリック(例の場合7トリック)分のスコアを得ます。

■「12」以下のビッドで13トリック全て取った場合、3点のボーナスが付き16点を得ます。
例)「12」をビッドし、13トリック全て取った場合16点。

■「13」をビッドし、且つ達成した場合、26点を得ます。
但し逆に「13」のコントラクトを失敗した場合-16点となり、オポーネントは取ったトリック×2点を得ます。
例)「13」をビッドし11トリックしか取れなかった場合、ディクレアラーチームは-16点、オポーネントは4点。


以上を繰り返し、累積31点を先取すれば勝利です。
これが基本的なターニーブですが、ヴァリアントがいくつかあるようですのでまとめました。
■時計回りでプレイされる事あり。この場合、ディーラーの左隣からビッド・プレイ。
■ディールは13枚まとめて配る事あり
■レバノンの一部では1巡入札方式が採用される事あり
最終ビッダー(=ディーラー)はそれまでの最高位ビッドと等しいビッドをするだけでオーバーコールした、と見なされます。
■パスアウトした場合、ディーラーは強制的に「7」のコントラクトを買い取らされる事あり
■オープニングリードは必ず切札(ターニーブ)をリードしなければならないルールもあり
■プレーヤーの同意のもと、31点ではなく41、51、61などをターゲットスコアとする事も多い
■以下のハンドが配られた場合、即座にオープンしリディール(配り直し)とする事ができるルールあり
Aがなく、2枚以上あるス-トにKがなく、3枚以上あるスートにQがなく、4枚以上あるスートにJがない場合。(つまり全てのスートでトップダウンリードをされた場合全く勝つことができないようなハンド)
この場合、ディーラーは次のプレーヤーに移ります。

ここまでが基本のターニーブです。ホイストによく似たプレーンなトリックテイクですね。
シンプル過ぎて本当に面白いの?と疑問に感じるくらいです。
それでは頑張ってもう一歩進んでみます。

【エジプティアン・ターニーブ】
エジプティアン・ターニーブでは、基本ターニーブと違い、ビッドの際に切札も指定します。
例)8S=スペード(を切札にして)で8回勝つ。10H=ハートで10回勝つ。

スート優劣はNT>S>H>D>C
トリック数をそのまま宣言するところは【ファイブハンドレッド】式。
スート優劣は【ブリッジ】式です。
最低ビッドは7C>>>>最高ビッドは13NTになります。

ビッドは以下の3つの宣言のいずれかを行います。
■パス
■オーバーコール
■ダブル(それまでの最高位ビッドが相手チームのビッドである場合のみ)


エジプティアン・ターニーブでは、パスやダブルのコールがその後のビッドを妨げることはないそうです。つまりパスしても再びビッディングに参加できます。
(ここはベーシックなターニーブと大きく違いますね。)
ビッドについてはコントラクト・ブリッジに準ずる、とありました。
但し以下の2点がブリッジとは異なるようです。

■3人パスが続いたら最終ビッダーはそこでコントラクトレベルをさらに上げるセルフ・オーバーコール
ができます。
但し、このビッドにより他の3人がさらにオーバーコールする権利を得ます。
このセルフ・オーバーコールをしなければ、最終ビッダーはそのままディクレアラーに決定します。

■ダブルはビッドとしてカウントしません。
例)ABCDの4人でプレイ
A=9Hをビッド→B=パス→C=パス→D=ダブル→A=パス→オークション終了(B・Cに抗弁の余地なし)
ディクレアラー=A
コントラクト=9H(ダブル)

プレイに関してはベーシックと全く同じです。

スコアの付け方はベーシックと同じです。
但しダブルがかかっている場合、以下が異なります。

■コントラクトを達成した場合、獲得トリック数×2が点数になります。
10Sで11トリック獲得 = 22点(20点ではない)

■コントラクトを失敗した場合、ビッド数×2が失点になり、オポーネントは獲得トリック数が得点になります。オポーネント(ダブルをかけた側)の点数にダブルの影響はありません。

■13トリック取った場合、32点を得ます。(ボーナス込み16点の2倍)
(13ビッドで13トリックを取った場合の記述がありませんでしたが恐らく52点になるものと思われます。失敗した場合-32点。オポーネントは獲得トリック×2(×4ではなく)を得ると思われます。)


以上を繰り返し累積で41点(31点ではなく)を先取したチームの勝ちです。

エジプティアン・ターニーブにも以下のようなヴァリアントがあるようです。

■リダブル(ダブルに対してのダブル)ができるルールあり
ディクレアラーの得失点は4倍になります。

■コントラクト失敗時にオポーネントの得点をダブルがかかっていたら2倍、リダブルがかかっていたら4倍するルールあり


以上がルールの全てです。
ファイブハンドレッドと比べても簡単なゲームなのではないかと思いますが、13枚ハンドなのでカードプレイは深みが出るかもしれませんね。
スートの偏りなどはファイブハンドレッドよりも利用できる部分が大きそうです。
ゲームボーナスなどはないので、オーバーコールしながらシグナルを出し続ける事は厳しいかもしれません。コントラクト失敗時のマイナス点も大きいですし。
ただ、思宴会式ファイブハンドレッドと違い、パス=ドロップアウトではないので様子を見たり、パートナーにかぶせたり、相手のオーバーコールを見越して無理なビッドをしたり・・・・色々とできることは考えられ、面白そうですね^^
今度4人集まったら遊んでみませんか?
どうでしょう~

*ちなみにJohn McLeod氏の紹介する4ハンド(4人用)オーストラリア式ファイブハンドレッドでは、思宴会式同様パスをしたら再びビッドすることはできない、とありました。
(A player who has once passed cannot bid again in that auction.)
アレク。疑ってゴメン。

*訳の間違いや誤字脱字などありましたらお知らせ下さい。
速やかに修正をかける所存です。
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