上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
中国発西洋風?ビッディングゲーム
【釣主】
釣主1
先日大連出身の方と仲良くなり、一緒に食事をする機会があったのですが、途中、扑克牌(プゥークパイ・トランプの意)の話になり、地元のゲームを教えてもらいました。
一緒に遊ぶ時間までは無かったのが残念でしたが、ルールは把握しましたので今後いつでも遊べると思います。
忘れるといけないのでここに簡単に概要を記しておこうと思います。

4人で遊ぶ、トリックテイキングペアーゲームです。
JOKER2枚を含む54枚のトランプ1組を使いますが、2組で遊ばれる事も多いそうです。
(プレーヤーが慣れてくるにつれ、54枚では物足りなくなるというお決まりのパターン)
またギャンブル性を高める為に、2~3パックのトランプから無作為に抜き出した54枚で遊ぶというやり方もあるそうです。
今回は基本的な54枚でのルールを記します。

まず適当な方法でスタートディーラーを決めます。カードのカットでもじゃんけんでも良いそうです。
中国のゲームの御多分に洩れず、ディールは山札をツモしていく方式です。
スタートディーラーとは要するに第一ツモ者のことです。巡りは反時計回りにて。
最後の6枚を残して48枚をツモりきります。(1人12枚ずつ)
ここからオークションです。
ハンドを吟味し、スタートディーラーからビッドを始めます。
 
その前にこのゲームの目的を。
K=10点 10=10点 5=5点と決められた点札をトリックテイキングにより取り合います。
ここは八十分と一緒です。
点札の合計は100点になりますが、ペアでそのうちの何点を取れるかビッドしていき、より高いビッドをしたプレーヤーがディクレアラーとなります。
一巡入札なのか、パスしない限り何回でもビッドできるのかを確認し忘れましたが、第1ツモ者からビッドが始まる事を考えると3人が続けてパスをするまで何巡もビッドを繰り返す方式を採るものではないかと思われます。
(一巡入札ならスタートプレーヤーの優位性確保の面から、スタートプレーヤーの下家からビッドして然るべきと思いますので)
ディクレアラーは残った6枚を手札に組み込み、自由に組み替えてまた6枚を裏向きに戻します。
但し、ディクレアラーが100点のビッドをしている場合に限り、戻す6枚は表向きにします。

この6枚を底牌と呼びます。
底牌は最終的にはディクレアラーの物になるそうです。(←この底牌が常にディクレアラーの物になるというルールはバランス的に微妙な気がするのですが・・・・・遊んでみない事にはわかりません。。。)
ハンド12枚に対して底牌6枚というのは、ディクレアラーがウィドーを使うゲームの中でもかなり多い方で、それだけに幅広い応用が効く枚数と言えるのではないかと思います。
最低ビッドは60点からです。
ディクレアラーが切札を決め、オープニングリーダーになります。

リードは1枚ずつで、八十分系統のゲームのようなトップカードの概念は無く、複数枚同時リードもできません。極めて真っ当な?トリックテイクです。

ランク順位
■大Jo・小Jo・3・2・A・K・Q・J・10・9・・・・4

フォロー規則:マストフォロー
■リードスート(台札)と同じスートカードを持っている場合にはそのスートをフォローしなければならない。
■台札と同じスートが無い場合、何を出しても良い。但し切札以外のカードは必ず負ける(ディスカード)
■トリックに切札があった場合、最もランクの高い切札が勝つ。切札が無い場合、台札のスートで最もランクの高いカードが勝つ。

ジョーカーと全ての3と2は常に切札です。
大ジョーカーと小ジョーカーは事前に話し合って決めておきますが、大抵赤いジョーカーが大ジョーカーになります。
3と2に関しては、切札と同スートのカードはライトバウアー的な扱いになり、他3枚よりも強いカードとなります(但し切札と同スートでない3と2も切札であり、もともとのスートではなく切札のスートに属します)。
裏ジャックの様なレフトバウアー(切札スートと同色)の概念はありません。切札スート以外の3スートは同列です。この3枚が同トリックでプレイされた場合、先に出た方が強いという事になっています。

12トリックを解決し、コントラクトの達成如何により取り決めたチップのやり取りをします。
(予め決めておく)
現地ではチップが高級品なので代用品として元という紙幣が用いられる事が多いようです。

と、まあ他にもバリエーションルールを色々聞きかじりましたが、基本は大体こんな感じでした。
外国語でゲームのルールを口伝するのは多大なる労力と忍耐と工夫を要する作業です。
オーストラリア人の友達に【クーハンデル】をインストした時、全然理解してもらえず泣きそうになった事があり、その大変さは私も身に染みて良くわかっています。
今回もこんな風に
釣主2
紙に書き出しながら、筆談半分で何度も何度も同じ項目についてやり取りを繰り返しました。
ひとつの疑問点をその場で解消しないと、後々の理解を180度違えてしまう事にもなり得るからです。
その大連のお友達も初対面の私に嫌な顔ひとつせず親切に色々教えてくれました。
感謝感謝。

ちなみに切札の事を彼らは「主(ジュウ)」と呼ぶそうです。
釣主というのは読んで字の如くですが「切札狩り」の事です。
実際にゲームはできなかったのですが、カード使って、リーダーがこれを出したら下家はこれを出すべき、対面はこれを出すべき・・・というシュミレーションをしてもらいました。
行き違いを極力無くす為のインストの一環です。
するとどうもディクレアラー(オープニングリーダーでもある)の基本手筋としては、「切札狩り」があるようだという事がわかりました。
八十分系統のゲームではトップカードの複数枚リードがある為、切札狩りは「愚かしい行為」としてパートナーから非難されますが、釣主では戦術の根幹となりゲームの名前にまでなっているのが興味深いところですね。

次回の対戦を約束し、食事会は幕を降ろしました。
ドッペルコップやナポレオンよりは遥かに簡単で、ペアゲームの醍醐味も味わえるゲームなのではないかと思います。
慣れてきたら2,3トリックで誰が何を持っているのかわかってしまうので、2パック108枚デッキにすれば良いとの事ですので、中国打牌の入門編としても良いかも知れません。
ファイブハンドレッドの次段階としても良さそうです。
思宴会でも是非遊んでみたいタイトルですね。リクエストお待ちしています^^
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://fukuchigames.blog43.fc2.com/tb.php/198-7bad6fde
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。